いがわーるど

28歳、93年生まれの雑記

やりたいことがなければ、大学なんていかなくていい

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大学ってなくてもいい。

大学進学か高卒就職か

迷っている高校生。

やりたいことがなければ、

大学進学をするな。

目次

空白の4年間

卒業して気づいたことだが、

大学を卒業して得たことは

なにかと言われてみると、

ほぼない。

資格という免許は、

夏休みに取った

普通自動車免許くらい。

たいしたスキルや資格、

検定などをもっていないし、

大学時代の4年間

なにしてたっけ?状態である。

高校はまだ出身が商業高校だったので、

簿記と情報処理といった資格や検定を

とったのはたくさんある。

漢字検定、情報処理検定や

全商簿記1級をとった。

資格をとったおかげで、

資格取得のために、

苦労してきた高校生活に

感謝をしている。

しかし、

とりあえず進学と、

大学進学の道を選び、

大学を4年間学んで

大学生活を満喫したところで

大きなスキルを得たかと

言われてみると、ほぼない。

講義と言っても

特に将来に生かせるような

学問ではなかったし、

本屋へ行って

「大学4年間の経済学が

10時間でざっと学べる」

の本を読むだけで十分な内容であった。

アルバイトは

大学生でなくともできる経験だ。

大学生活でスキルや経験以外で

得たものと言えば、

人脈くらいだろう。

けど、人脈と言っても

中学や高校のように

将来も付き合っていけるような

友達は少なく、

どちらかというと知人が多かった。

大学生は薄っぺらい人間関係が多い。

サークルにしても、

講義やゼミにしても。

今の私は、

大学いかなくても

よかったんじゃないか?

と後悔しつつある。

大学は人生の夏休み

大学で熱心に勉学に励んでいるひと

なんているのだろうか。

周りでは遊んでいた

という学生がほとんどであろう。

大学生は遊び尽くしの4年間。

人生の夏休みとは、

よく言ったもの。

遊び漬けの毎日で最高だったが、

大学生活を満喫するくらいだったら

大学にはいかず、

アルバイトだけで「フリーター」を

してるほうが有意義である。

なぜなら、

働いているので収入があること。

奨学金という借金を背負わず、

稼げること。

だらだら大学生活を過ごしているより、

ちょこちょこ働いて

それなりに遊べたほうがよっぽどいい。

「フリーター」という

アルバイターの道は、

正社員という雇用形態ではないので、

それなりに遊べること。

「大学生」では、

アルバイトをしても

学費で消えてしまうし、

アルバイトをしている

意味を見失ってしまう。

私自身、大学在学時

アルバイトをしていたが、

これ稼いでいても結局学費で

消えちゃうんだよな...って

思ってたことはよくあった。

奨学金という名の借金

大学を卒業してまず

問題になっているのが「奨学金」。

奨学金だが、学費ローンである。

しかも、有利子。

高校時に手続きをして、

大学1年生から

第2種奨学生として

毎月10万円学費を

日本学生支援機構から

もらっていたわけだが、

そのときはまだ奨学金の重みを

知っていなかった。

大学卒業をしてから、

やっと奨学金という重さに気づいた。

卒業時に通知が来る、

約450万円ほどの奨学金という名の借金。

奨学金という名のローン。

社会人になったいま、

毎月2万円ずつ支払っている。

この返済は40代後半まで続く。

地味に痛い出費である。

いま考えてみると、

約450万借りるくらいだったら

「新車の自動車」でも

買って高卒就職した方が

いい選択だろう。

文系大学の後悔

文系大学に入って

まず衝撃的だったことは、

「9割が営業職に就職する」こと。

営業って就きたいと

思ったことないし、

就活でも営業マンには

絶対なりたくないと考えていた。

しかし、現実は

「営業職」の求人だらけ。

必死に就職活動に打ち込んで、

嫌々私は、

「営業職」に就くことになった。

営業職に就くくらいだったら、

高卒で製造職に就く。

高卒であっても

道は大いに開いている。

やりたいことがあれば迷わず進学

大学をおすすめしないとは

無理にはいわないが、

経済的に余裕がなければ

いかないほうが良い。

奨学金の借金を背負うことになるから。

経済的に余裕があって、

両親が学費をだしてくれるなら、

お言葉に甘えて、

大学を進学したっていい。

どうしてもやりたいことがあって、

専門的な知識や

手に職をつけたいのであれば、

迷わず進学の道を。

例えば、

技術系の学びがしたいから、

理系の大学へ進む。

薬剤師になりたいから、

薬学部のある大学へ進む。

公務員になりたいから、

専門学校に行く。

けど、やりたいことがあっても、

やりたいことができる仕事に就けるなんて

わからない。

やりたいことがあって、

実際、職についてみると、

イメージと全然違った

なんてよくあること。

先のことは、

なにがおこるかわからない。

高校の時の私は

「とりあえず大学進学して就職しよう」

という考えだったので、

本当に甘い考えだったとわかる。

「大学を出た方がいいところに

就職が出来る」

「高卒より大卒のほうが有利」

「大学でるとお給料が良い」

と言われたことがあるが、

そんなことはない。

確かに、運が良ければ

「いい就職先」に、

就くことができるかもしれない。

人間関係も良くて、

仕事もやりがいがあって、

ボーナスや福利厚生が

しっかりしている会社に

勤めることができるかもしれない。

しかし、大学を出たからって、

必ずしも

「いい就職先」に就けるかどうかは

わからない。

 

せっかく辛い就職活動をして

やっとの思いで内定をいただいたのに、

「いい就職先」に入社しても

人間関係や労働環境といった

マッチングが合わず、

退職しては、

苦労してきたことが水の泡。

せっかく奨学金を借りて

将来に投資してきたのに、

さらに水の泡。

果たして大学を出ると、

本当に勝ち組なんだろうか。

むしろ、

高卒の就職のほうが勝ち組だろう。

高卒はまず就職しても

「奨学金」の借金を背負ってないし、

高卒はまだ未熟者として扱われるので、

そこそこのミスでも

大目に面倒を見てくれる。

高卒でも長く勤めることができれば

ボーナスだってもらえるし、

昇給で基本給があがる。

役職にも就ける。

しかし、大卒の場合、就職後

ほとんどの新卒社会人は

まず「奨学金」返済の

スタートからはじまる。

借金がある状態からのスタートですよ?

だれだって、借金を

つくりたくないですよね?

生活にゆとりがほしいですよね?

だと、高卒就職の方が

よっぽどいい選択だ。

大学を卒業して新卒の初任給。

手取り16万。

奨学金2万。

引いて14万。

手取り14万だったら

高卒3年目くらいの手取りと

たいした変わらない。

これが現実です。

長く勤めれば当然、

高卒を超すかもしれないが、

大卒での離職率が高いいま、

高卒就職をおすすめする。

まとめ

なにもやりたいことがなくて

とりあえず進学するのは

大いに誤った選択。

やりたいことがないから、

とりあえず大学を出ておこうという

考えはやめたほうがいい。